2021.09.20 10:42よくなおる周産期鍼灸|破水と微弱陣痛症例患者 20歳代女性。39週と1日の妊婦さん。初産。主訴 破水と微弱陣痛。現病歴 2021年(令和3年)9月24日予定日で、同月18日の夜中2時ごろ?に破水。お産予定の助産院に連絡して、朝まで様子を見ることに。翌お昼を過ぎて段々と痛みが出てきたので、15時に助産院へ。陣痛が未だ...
2019.06.14 13:12よくなおる産褥期鍼灸~卵膜遺残の鍼灸治療助産師のN先生より、出産を終えられ入院中の産婦さんを診てもらえないか?とご依頼が。胎盤が出たにも関わらず、卵膜が一部子宮に引っ付いて出てこないとのこと。これを「卵膜遺残」というらしい。剥離徴候が見られないので、無理に引っ張ると子宮が捻転したり、大出血を引き起こす可能性がある。産婦...
2018.11.28 02:34経絡治療からみた外感病の治療と病因病理外感病の定義外感病とは、気候変動が体に影響して発病する急性熱病や、インフルエンザウイルス、溶連菌、ヘルペスウイルスなどに感染することによって発病する病気の総称です。
2018.03.21 12:48足関節捻挫に対する鍼灸治療患者 弟。主訴 右足関節捻挫。現病歴 昨日歩行中にグニャッとやってしまった。テーピングをしてそのまま過ごしたが今日になって歩けないほど腫れて痛い。
2018.02.11 08:11やけどの鍼灸治療大阪での研修会からの帰宅中、妻からの電話!「お母さんがおおやけどしたーッ!!」義理のお母さんがやけどをしたらしいのだが電車内だったので詳しい事情は聞けず、とにもかくにも御坊駅につくなり妻の実家へ車を走らせる🚗ヤカンを持ったまま床で滑って熱湯を浴びたとのこと。直ぐに病院で手当てを...
2018.02.07 17:36【臨床考察】古野式経絡骨盤調整療法第二の本治法古野式経絡骨盤調整療法(ふるのしきけいらくこつばんちょうせいりょうほう)とは、(一社)日本はり医学会相談役の古野忠光先生が、鼠径部を中心とする経絡上の滞りと病気の関係に着目し、古典的理論と臨床実践によって確立された特殊鍼法です。これにより、十二経絡の病症は全て鼠径部を...
2018.02.02 01:03瀉法の大事と邪の触覚所見経絡治療の目的は、生気を補い生気を妨害する邪気を瀉して患者の生命力を強化することであり、これを本治法とします。◎第1章 瀉法の大事本証の陰経を整脉力豊かに補うと陽分に邪が浮いてきます。主訴・愁訴に関連する陽経の脉位に現れやすく、邪を認めたならば邪の現れた脉位の経絡を切経して最も邪...
2018.01.18 05:26頭皮腫瘍の鍼灸治療◎症例■患者 80歳代男性■現病歴 数年前から頭皮に凸凹があり皮膚科では頭皮の腫瘍とのこと。あの手この手を尽くしたがいっこうによくならない。生検では良性。痒くも痛くもないがとにかく気になって仕方がないので何とかならないかとのこと。