発達障害及び発達障害様症状の鍼灸治療~後天性発達障害から子どもたちを守れ~

我が国における発達障害の実際と医原病による後天性発達障害
先ず、多動だからADHDとは断定できません。
また、それ以外の発達障害の特徴が見られても実は断定できないのです。

現在の園や学校は、

現在、園や小学校のクラスは、

  1. 障害のないの子どもたち👦👧
  2. 先生の手に負えない個性を持った子どもたち👦👧
  3. 発達障害という特性を持った子どもたち👦👧

で構成されているといわれています。

②の先生の手に負えない個性を持った子どもたちと、③の発達障害の子どもたちは、同じような特徴が見られる場合が多々あり、現場では見分けがつきません。
これは仕方のないことなのです。
というのも、発達障害の診療で先進国とされる欧米で、発達障害と診断された子どもたちのうち1/3が誤診だったという報告がされているようです⁉
後進国である日本だとそれ以上に誤診されているケースが予想されます😱
医療の現場でさえこれですから、教育現場ではなおさら無理なのです🙅

だから、先生の手に負えなくなってくると、発達障害ではないかと疑われます。
専門機関を紹介されますが、未就学児や低学年の児童であれば、まだ行くべきではありません。
というのも、②の先生の手に負えない個性を持った子どもたちは、不思議に段々と落ち着いていき、①の何の障害も持たない子どもたちに落ち着いていくからです。
表現に問題があるかもですが😓、実際の親御さんたちの言葉を引用させていただくと、それまでの地獄の日々がウソだったかのように…。

ところが、断定できない状態で専門の医療機関や施設とご縁を持ち、治療や療育を受けると、本当に発達障害になってしまうのです😨
これを後天性発達障害とします。
医療が原因で罹患した発達障害ですから、医原病による後天性発達障害です。

つまり、②の先生の手に負えない個性を持った子どもたちは、本来①の何の障害も持たない子どもたちに落ち着いていくはずなのに、誤診されたばかりに、必要のない投薬と療育を施されることになり、後天的に発達障害に罹患してしまうのです😢

だからこそ、うかつに医療機関や施設とご縁を持たないであげてほしいのです。
そのターニングポイントは、社会性を獲得してくる中学年です。
そこまで様子を見てあげてほしいのです。

仮にもし、本当に発達障害だったとします。
早いうちからケアを受けた方がいいのではないか、というご相談をいただきますが、子どもたちを見ていると、3~4年生からでも全然遅くはありません。
それだけ子どもというのは大人が思っている以上に吸収力があるのです。
だからそれは心配しないでお母さん😊

それよりも、中学年までにケアを始めることによって、後天性発達障害にならしてしまうことの方が大問題なのです。
教師、保健婦、同級生の保護者、あるゆる同調圧力があります。
中にはじーじやばーばでさえも😭
それはそれは地獄の日々だと思います。
だけれども、中学年までは様子を見てあげて下さい。
耐え忍んでください。
③の発達障害の子どもたちではなく、②の先生の手に負えない個性を持った子どもたちかもしれないわけだから。
そうであれば、3~4年生になると勝手にウソみたく落ち着いていきます。
なぜ後天性発達障害に罹患してしまうのか?
脳のプログラムが書き換えられるのでしょうか?詳しいことはわかりません。
注意欠如・多動症では、場合によっては抗ADHD薬を用いて大人しくさせます。
本当に大人しくなります。
どんだけ効くねん⁉ていうくらいよく効くお薬です‼
発達障害でない子どもに使ったらどうなると思いますか?👿😨
考えただけで恐ろしくなりませんか?💀😱

療育も薬ではないにしろ同じだと思われます。
実際にお子さんを療育に通わされたお母さんたちにお話を伺ったところ、動物をしつけるように、あらゆる行動をパターン化して繰り返し繰り返し行うそうです。
もちろん、全部が全部そうだとは限らないと思います。

発達障害でなくても発達障害の子どもとして育てられることで、本当に発達障害になるのかもしれません。
現代医学では理解に苦しむ話ですが、東洋医学で考えれば納得です。
気が集まって血になるのですから。

小結
未就学児や低学年で、発達障害の専門機関を進められても、先ずは家族でしっかりと話し合って、行かないという選択肢を持っておかれるべきです。
⚠話を聞きに行くくらいはいいでしょう👌
⚠療育を体験するものいいと思います👌
ですが、
🈲薬は絶対にやめた方がいいです💊💉❌

もちろん、③の発達障害の子どもたちにとっては、適切なケアは絶対に必要です。

けれども、中学年までは②の先生の手に負えない個性を持った子どもたちとの見分けがつきません。
専門医でも鑑別できないのが実情です。
だから待ってあげてください🙏
様子を見てあげてください🙏
大丈夫、それからでも遅くはありません。
もう命じます。
待て✋

そこでお願いがあります🙇
父親は意外と待てるのです。
なぜなら、普段から四六時中ずっと一緒にいるわけではないので。
母親はそんなわけにはいきません。
一緒にいる時間が長いのです。
それだけ目についてしまうのです。
学校に呼び出されるのはお母さんです。
周りの目もあります。
矢面に立たされるのはいつだって圧倒的にお母さんなのです🙍🎯
心無い保護者達から、「どうして早く病院に連れて行かないの?」と懐疑の目を向けられます。
針のムシロです。

だからお父さん、お母さんをしっかり支えてあげてください👫
お父さんのフォローなしではとてもじゃありませんが耐えられません。
心が崩壊します💔
寄り添ってあげてください。
応援してあげてください。
それが、お二人のお子さんが👶、生まれるために描いた、ママを💁、そしてお二人を💑、幸せにするストーリーだから👪
頼むで!オトン👨!!
発達障害及び発達障害様症状の鍼灸治療
ADHDであってもなかっても多動はあります。
聖典〈霊枢・經脉第十.〉の胃経の是動病・所生病に、「~甚則欲上高而歌.棄衣而走.」とあります。
これを現代に置き換えると多動です。
胃経の病実で多動や注意欠如になるということです。
パニック発作や、頭を打ち付ける、泣きわめく、その場に寝崩れて無理を言う、自分の気に入らないことがあればすぐに怒り出す・キレる、等もこの範疇に入ります。
胃経が実しているからです。
これを適切に処理すると落ち着いてきます。
薬は要らないわけです。

胃が実ということは脾が虚しているからです。
脾は意智を舎し、清濁を泌別するだけでなく、物事の判別をも泌別します。
これは後天の原気に関係します。

そして、父母の両精によって神なる命が誕生するわけですから、その資(もと)は、両親の原気が、その子の原気となって成長発育していきます。
天一水を生ずです。
自閉症スペクトラム・ADHD・学習障害であっても、それに似通った発達障害様症状であっても、それがプログラムされた先天の原気は両親の原気からくるものです。
なので、腎を補ってそのプログラムを書き換えるあるいはシステムダウンさせる必要があります。

これを言ってか言わずか、〈霊枢・本藏第四十七.〉に「志意和.則精神專直.魂魄不散.悔怒不起.五藏不受邪矣.」とあります。
なので、脾と腎を両方補います。
経絡治療では脾腎相剋証です。
意と志に気を巡らせるのです。
男児は左の太白と右の太谿、女児は右の太白と左の太谿を補います。
それで上手くいかないときは、患児の両手を掴んで発達している側の太白を補って反対側の太谿を補います。
子どもなので、小里てい鍼55㍉で、ツボにてい鍼の尻尾の玉を当て、木・火・土・金・水と、五行ほど補います。

次に、胃経を瀉法します。
親御さんに便秘の有無を聞いて、便秘していれば左の豊隆を、そうでなければ右の豊隆を瀉法します。
てい鍼の頭の尖った方で経絡に対して真横にサッサッサっと3回切ります。

後は、適当に小児はりをしてください。

最後に、適応側と反対側の陽池に止め鍼をして終えます。

終始、徹底的に褒めてあげてください。
先生のことを好きになってくれたらこっちのもんです😁
中学年以降は比較脉診ができるので、証に従って治療してください。
大体脾虚か腎虚です。
自分で髪の毛をむしり取る子は肝虚です。
親御さんへの指導
  • よその子と比べない、比較対象は我が子の過去と現在
親御さんにご協力してもらっているのですが、絶対によその子と比べないでください❌とお願いしています。
これをやってしまうと、わが子の成長の跡が全く見えません。
よその子と比べるのではなく、数か月前の我が子と比べてくださいと言っています。
そうすれば、必ず何らかの成長があります。
その度、褒めてあげてください。
見守るとはこれを言うのです。
これの繰り返しです。
そうすると、できなかったことが段々とできてくるようになります。
言葉も出てくるようになります。

  • 誰も恨まない
担任の先生が同調圧力をかけてきても絶対に恨んではいけません❌
昔と違って先生も大変なのです。
先生方もクラスを守らなければならないのです。
保健婦さんや、同級生の親御さんに対しても同じです。
何を言われようとも恨んじゃダメです。
誰かを恨んで幸せになった人を見たことがありません。
それにお子さんのストーリーに人を恨むママは登場しません。

  • 子どもを信じる。自分を信じる。
発達障害であっても発達障害でなかっても、どうか我が子を信じてあげてください。
何より自分を信じてあげてください。

おわりに
私がお伝えしたいことは、
  • 発達障害でなくても発達障害のケアを受けると医原病による後天性発達障害に罹患する恐れがあること。
  • 後天性発達障害は防げるということ。
  • ②の先生の手に負えない個性を持った子どもたちと、③の発達障害の子どもたちの鑑別が本当の意味でできてくるのは中学年以降であること。
  • だからそれまでは様子を見るべきで、ケアはそれからでも遅くはないこと。
  • 様子見期間中は特にお母さんがしんどいこと。お父さんには寄り添い、支えあい、応援してあげてほしいこと。
  • よく言われる、目を合わせない、他の子に関心がない、一人遊びが多く集団行動が苦手、人との関わり方が独特、言葉の遅れ、一方的な会話、会話が成り立たない、強いこだわり、興味のある対象に異常な関心と集中力を示す、多動、不注意、順番が待てない、直ぐに割り込む、根気がない、集中できない、整理整頓が苦手、忘れ物や紛失が多い、読み・書き・計算ができない等の特徴は、発達障害だからあるというわけではなく、実は発達障害でなくてもあるということ。
  • それらの症状は薬を使わなくても鍼灸治療で改善できるということ。
です。
特に医原病による後天性発達障害は絶対に防がなければなりません。
でもいっぱいいるんだろうなぁ、きっと…。
嘆いている暇はありませんね。
これを啓発していくことが私が天から頂いたお役目の一つですから😉✨

最後に、冒頭のクラスの構成を訂正します。
①何の障害も持たない個性っ子たち👧👦
②先生の手に負えない個性っ子たち👧👦
③発達しすぎる障害の個性っ子たち👧👦
私はこうではないかと思います。
どの子たちも尊い個性っ子さんたちです😊
社会が子どもたちの個性を許容すれば後天性発達障害は防止できます。
個性溢れる子どもたちが許容される当たり前の世の中が訪れることをお祈り申し上げます🙇
お知らせ
🆕1000人以上の方が視聴して下さったあの伝説のライブ講演をYouTubeに🆙させていただきました🙇※その後の反響も含め私の中では伝説です。
『後天性発達障害から子供たちを守れ!息子が医原病による後天性発達障害(造語)を回避できたお話(実話)』

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鍼灸師の鍼灸師による鍼灸師のためのowned 鍼灸にはあらゆる流派や様式が在ります。 この多様性が日本鍼灸の優秀性のひとつだと 感じています。 各流派に優劣は在りません。 それぞれに素晴らしい学術があり、互いを高め合う間柄です。 流派は違えど、患者を病苦から救うという同じ使命を持った鍼灸師です。 元々1つです。 互いを認め高めあい、上工に成れるように、願いを込めてこの名前を付けました。 ONE