言語障害×嚥下障害の鍼灸治療
診察診断
先ず舌診します。
この病の患者さんは必ず舌歪します。
舌歪した側と反対側の公孫-内関か内関-公孫に奇経テスターを貼ります。
衝脉か陰維脉かは宮脇奇経腹診®で鑑別します。
鑑別した奇経にテスターを貼ってもう一度舌診すると、即座に真っ直ぐに改善されます。
これをもって正解とします。
概要は動画をご覧になってください。
治療
- 奇経灸
- 金銀粒貼付
普通の艾で施灸する場合は主穴に5壮、従穴に3壮か3壮-2壮。
筆者は知熱灸で5壮-3壮、お灸が怖い患者や小児には無熱灸で10壮-6壮します。
主穴に金粒、従穴に銀粒を貼付します。
実際の治療は以下の動画をご覧になってください。
セルフケア
自宅で金銀粒を貼付し、貼り替えてもらいます。
その上からドライヤー灸を5壮-3壮で朝昼晩、朝晩施灸していただきます。
ドライヤー灸のやり方は以下の動画をご覧になってください。
予後
このような治療を重ねると段々と症状がよくなってきます。
適応疾患
- 失語症
- 高次脳機能障害
- 言語発達障害
- 誤嚥性肺炎
舌の東洋医学
以前に投稿した記事をご覧になってください。
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